日本補綴歯科学会誌
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◆企画:第133回学術大会/シンポジウム5 「咀嚼・咬合によるメカノバイオロジー:咀嚼・咬合力は体にどんな変化をもたらすか?」
メカニカルストレスが組織形成・器官発生に及ぼす影響と歯科再生医療への応用
大島 正充松香 芳三
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2025 年 17 巻 2 号 p. 77-84

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抄録

 物理的刺激(メカニカルストレス)は,細胞増殖や分化,形態形成などの生物における普遍的な根幹機能に関与することが理解されるようになり,その仕組みを解明する学問(メカノバイオロジー)として発展してきた.再生医療の分野では,メカニカルストレスや機械的環境の関与を生物学的に解明・応用する研究が活発化しており,分化誘導因子などの化学物質を用いることなく,再生器官の形態形成の制御や再生組織の成熟を賦活化する新たな再生医療技術が開発されてきている.本稿では,外的圧力や咬合刺激といったメカニカルストレスが,歯の器官発生や歯周組織の成熟に与える効果を説明し,歯科再生医療技術としての応用例について紹介する.

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