大阪歯科大学高齢者歯科学講座
新潟大学大学院医歯保健学研究科包括歯科補綴学分野
2026 年 18 巻 2 号 p. 131-136
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顎顔面補綴治療の主たる対象である口腔腫瘍術後症例は,手術侵襲により複雑多様な口腔環境・機能の問題点を抱えている.補綴歯科医は顎口腔顔面組織の形態のみに目を奪われるのではなく,まず問題点を的確に把握したうえで,リハビリテーションに最も適した装置を選択・設計しなければならない.本稿では,まず上顎欠損症例と下顎(舌・口腔底部を含む)欠損症例に分けてそれぞれの問題点の特徴と診察におけるポイントについて解説する.次に,患者が自覚する問題点を把握するうえで有用な構造化された問診票を紹介する.
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