日本補綴歯科学会誌
Online ISSN : 1883-6860
Print ISSN : 1883-4426
ISSN-L : 1883-4426
◆企画:令和7年度関越支部学術大会/生涯学習公開セミナー「補綴歯科治療の潮流 ―材料と臨床の観点から―」
オクルーザルベニアの臨床要件と実践
海渡 智義
著者情報
ジャーナル 認証あり

2026 年 18 巻 3 号 p. 248-255

詳細
抄録

 臼歯部の新しい歯冠修復形態として,オクルーザルベニアが注目されている.これは,咬合面を一層削除した支台歯に,高強度材料を接着し置換することで,実質欠損とともに咬合関係を回復し,長期に維持させることを目的とした修復物である.咬合面の大きな実質欠損症例や,Tooth Wearによる損傷歯,咬合関係の改善が必要な症例などで適応され,良好な経過を示している.この臼歯部ベニア修復の臨床要件には,修復物や,接着,支台歯形態に関する事項があるが,それらと関連して,最終修復物の形態を口腔内で検討する作業も重要と思われる.本稿では,オクルーザルベニアを臨床で用いるにあたって重要と思われる要件とポイントについて解説を行った.

著者関連情報
© 2026 公益社団法人日本補綴歯科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top