日本補綴歯科学会誌
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第120回記念学術大会 ジョイントシンポジウム1 「CAD/CAMからDigital Dentistryへ―コンピュータを応用した歯科治療の最前線―」
Digital Prosthodonticsの変遷と展望
宮崎 隆
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ジャーナル オープンアクセス

2012 年 4 巻 2 号 p. 123-131

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抄録

近年デジタル技術が歯科医療にも急速に導入されている.補綴治療においても,補綴装置作製の歯科技工にCAD/CAMの手法が利用され,新しいガラスやジルコニア系のファインセラミックスの利用が可能になった.さらに,光学印象用の口腔内スキャナーが開発され,印象採得から模型作製,歯科技工の全工程にデジタルの応用が進められている.このような補綴治療へのデジタルの応用は,患者にとって,低侵襲治療,治療期間の短縮,治療効果の向上,適正な治療コストなどから医療サービスの向上に貢献すると期待される.

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© 2012 社団法人日本補綴歯科学会
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