日本補綴歯科学会誌
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第120回記念学術大会 ジョイントシンポジウム1 「CAD/CAMからDigital Dentistryへ―コンピュータを応用した歯科治療の最前線―」
デジタル時代のオールセラミックレストレーション
中村 隆志
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2012 年 4 巻 2 号 p. 132-139

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抄録
オールセラミックレストレーションが臨床で数多く用いられるようになった.以前は,セラミックスの加工には煩雑な技工操作が必要であったが,CAD/CAMシステムの導入後は,セラミックスの技工が大幅に機械化された.ジルコニアをはじめとする高強度のセラミックス材料が開発されたこともオールセラミックレストレーションの普及を促進している.また,最近では歯科でもデジタル化が進み,セラミックスを加工するCAD/CAMシステムだけでなく,口腔内の印象採得にもCCDカメラを使用するデジタル印象が導入された.そこで本稿では,デジタル化が進んだオールセラミックレストレーションの概要と支台歯形成,さらに口腔内スキャナーを用いて行うデジタル印象について解説する.
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© 2012 社団法人日本補綴歯科学会
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