抄録
ビスフォスフォネート関連顎骨壊死(BRONJ)が注目されているが,完全ヒト型RANKL 抗体デノスマブでもBRONJと同頻度に顎骨壊死が発症することが報告されている.そのため, American Society of Clinical Oncology(ASCO)は“bone-modifying agents(BMA)”としてビスフォスフォネートとRANKL抗体を位置づけ,最近では,これらの顎骨壊死はAnti-resorptive agents-related osteonecrosis of the jaw(ARONJ)と呼ばれている.ARONJは,適切な歯科管理により減少させることが可能なため,密接な医科歯科連携による対応が重要である.