日本補綴歯科学会誌
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◆企画論文:オベイトポンティックを考える
チェアサイドで準備した理想的なポンティック形態を最終補綴装置に移行させるための技工術式
木村 好秀
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2015 年 7 巻 3 号 p. 228-233

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抄録
はじめに,オベイドポンティックを成功させると言うことは,オベイドポンティックを含めたブリッジを成功させることである.その為には支台歯への適合,エマージェンスプロファイルの設定,トランジショナルラインアングル(エリア)の角度など多岐に渡り考慮する必要がある1).ポンティック部に関しては,口腔内で理想的に構築されたポンティック形態をどのようにして再現するのか,また長期的な予後の向上を目指しての清掃性向上への取り組みも重要である.さらに審美領域ならびに舌感への配慮も必要である.そして補綴物として口腔内に装着されてからは日々のメンテナンスが重要になってくる.
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© 2015 社団法人日本補綴歯科学会
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