日本補綴歯科学会誌
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◆企画:補綴歯科臨床研鑽会プロソ’14/シンポジウム1 「審美補綴のための補綴前処置,アタッチメントレベル・歯頸線」
審美歯科治療のエンドポイントと評価方法
石田 雄一藤本 けい子檜垣 宣明後藤 崇晴市川 哲雄
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2016 年 8 巻 2 号 p. 161-166

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抄録

 審美歯科治療を成功に導くためには, 2つの事項が重要と考えられる.一つは,審美歯科治療のエンドポイントを明確にすることであり,最も審美的要件が求められる上顎前歯部や顔貌のバランスに関する事項を文献から整理した.もう一つは,治療結果を評価することであり,その方法として客観的評価方法と主観的評価方法に分けて紹介した.以上のことを踏まえて治療することは,審美歯科治療の臨床手技を習得することと同様に必須と考える.

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© 2016 公益社団法人日本補綴歯科学会
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