日本補綴歯科学会誌
Online ISSN : 1883-6860
Print ISSN : 1883-4426
ISSN-L : 1883-4426
◆企画:第125 回学術大会/臨床リレーセッション2「インターディシプリナリーデンティストリー -補綴歯科専門医は他分野から何を求められているか- 口腔外科,矯正の立場から」
矯正医が補綴医に期待すること
前田 早智子
著者情報
ジャーナル フリー

2017 年 9 巻 2 号 p. 109-115

詳細
抄録

 インターディシプリナリー治療(IDT)は,複数の治療オプションを適用するだけでなく各専門家がその症例に最適な結果が得られるようにチームを組んで行う治療である.歯の欠損や補綴が多いIDT症例には不正咬合が影響している可能性があり,その場合矯正治療が欠かせない.補綴医に期待することは,(1)補綴医と矯正医が治療の初めから一緒に関わること,(2)治療全体の理念と具体的な治療ゴールの両方で同じものを共有すること,(3)全員がチームとして協力することである.そのために,補綴医は,診断時に顎顔面および歯列の不正咬合を見つけて何らかの悪影響を及ぼしている可能性を見つけてほしい.そして矯正で何ができるかを知ってほしい.

著者関連情報
© 2017 公益社団法人日本補綴歯科学会
前の記事 次の記事
feedback
Top