日本補綴歯科学会誌
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◆企画:第125 回学術大会/臨床リレーセッション2「インターディシプリナリーデンティストリー -補綴歯科専門医は他分野から何を求められているか- 口腔外科,矯正の立場から」
補綴前処置としての骨造成と歯の移動
-補綴歯科専門医として何を考え何をするべきか-
細川 隆司正木 千尋向坊 太郎近藤 祐介柄 慎太郎
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2017 年 9 巻 2 号 p. 116-121

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抄録

 いわゆる骨造成処置によって,補綴治療を最適化できるにもかかわらず,補綴医の正しい理解が不足しているために,適切な治療介入が行われていない可能性が指摘されている.

 また,補綴前処置としての様々な矯正治療も,必ずしも一般に広く行われてはいない.この理由として,補綴医の矯正治療に関する理解不足が一つの要因となっている可能性がある.

 このような観点から,補綴前処置として「失われた骨を理想的な形に回復すること」と「歯を理想的な位置に動かすこと」に焦点を当て,論点を整理し,補綴歯科専門医の役割について考えてみたい.

 なお,本総説は,第125回日本補綴歯科学会学術大会臨床リレーセッションの講演内容をまとめたものである.

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