東京医科歯科大学(TMDU)大学院医歯学総合研究科顎顔面補綴学分野
2017 年 9 巻 4 号 p. 339-344
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超高齢社会に突入し,頭頸部癌罹患率が上昇している今,顎顔面補綴学の専門的知識の共有が必要とされている.今後,一般補綴歯科医も頭頸部腫瘍症例への対処が求められ,顎顔面補綴治療を行う状況が増加することを想定し,本稿では顎顔面補綴治療の成功のポイントを「動き」と「機能」という観点から述べる.顎顔面補綴治療は決して一般補綴治療から逸脱した特殊な治療ではない.一般補綴治療における知識に基づいて,各ステップを省略せずに丁寧に行う必要がある治療であるという概念を共有できれば幸いである.
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