日本調理科学会大会研究発表要旨集
平成14年度日本調理科学会大会
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現代の食生活における郷土食
魚の盛りつけについての一考察
新澤 祥恵中村 喜代美
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キーワード: 郷土食, 伝統食, 食作法
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p. 50

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抄録
鰈は一般に黒い方を表にして盛りつけするが、当地においては、従来より、白い方を表にして盛つけることが多いことから、当地の特徴的な食作法について、アンケート調査により検討した。鰈を盛りつける時、どちらを表にするかの質問については約2/3が白い方を表にしており、全国一般の盛りつけと異なっている。現在の盛りつけはいつ頃からかという質問については、9割弱がずっと以前からと回答しているが、白い方表のものでは早くから現在の盛りつけの方法をとっているものの比率が高かった。また、現在の盛りつけ方の習得方法では、黒い方表のものが、学校等や本·テレビ等など家庭以外からの情報によるものの比率が高くなっていた。
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© 2002日本調理科学会
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