京都大学経営管理大学院
神戸大学経済経営研究所
2007 年 6 巻 5 号 p. 179-194
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
製品開発マネジメントの既存研究では、事業部門の製品開発組織の保有する知識を研究開発組織が活用しながら技術開発を行うことが重要だとされている。本稿では、この研究開発部門による事業部門の知識活用の促進要因について探求する。総合電器メーカーA社のコーポレートR&Dに対する質問票調査を分析した結果、従来の統合メカニズムに加え、研究開発部門側からの能動的提案が事業部門の既存知識の活用につながるという関係が明らかになった。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら