2020 年 57 巻 2 号 p. 110-113
アミロイドーシスには,ALアミロイドーシス,AAアミロイドーシス,遺伝性トランスサイレチン(ATTR)アミロイドーシス(家族性アミロイドポリニューロパチー,FAP),野生型ATTRアミロイドーシスなどの病型がある.これらの全身性アミロイドーシスの初発症候として,心不全や,腎障害,消化器症候,末梢神経障害などがあるが,自律神経障害で発症する例も少なくなく,全経過を通じて主要徴候となることがある.アミロイドーシスは,疾患修飾療法が確立してきており,早期診断と,早期治療介入が重要である.当施設の熊本大学病院アミロイドーシス診療センターでは,全国からの依頼に対しアミロイドーシスの病型解析サービスを行っている.