The Journal of Antibiotics, Series B
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14C標識カスガマイシンのイネ体による吸収と移行
石山 哲爾佐藤 克己中村 敬竹内 富雄梅沢 浜夫
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1967 年 20 巻 5 号 p. 357-363

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抄録

既にわれわれは, カスガマイシンを病菌接種前または接種後のイネに散布したばあいはもちろん, 土壌施薬や浸根処理したばあいにも優れたいもち病防除効果を示すことから, カスガマイシンは浸透・移行性の高いいもち病防除剤であることを指摘した1)~4)。しかし, 吸収された本剤がイネ体内でどのような行動をとるかは明かでなかつた。本研究は, これらの問題についての基礎資料を得る1つとして, 放射性同位元素14Cで標識した塩酸カスガマイシンを用いてそのイネ体での動静をラジオオートグラムでしらべたものである。

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© 公益財団法人日本感染症医薬品協会
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