新潟大学医学部細菌学教室
1953 年 6 巻 3 号 p. 128-131
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重層法においては既に増山により1次元拡散式が理論的に導かれているが, 寒天平板法においては, それが抗生物質の基準検定法として採り上げられているに拘らず, 未だにその理論的検討を欠いている。それは, このような2次元拡散, 殊に円筒法の場合でば, その境の条件が複雑なためと考えられる。しかし, このような理論式は寒天平板法で抗生物質の研究を進めるためには必須のものと思い, 私共は次の研究をおこなつたので, 茲に報告する。
The Japanese Journal of Antibiotics
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