The Japanese Journal of Antibiotics
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本邦における1966年以降13年間の小児化膿性髄膜炎の動向
127施設におけるアンケート調査成績
小林 裕春田 恒和森川 嘉郎藤原 徹
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1979 年 32 巻 8 号 p. 795-805

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抄録

化膿性髄膜炎は, 現在でも難治であり, 早期診断と化学療法強化が望まれる。 抗生物質の選択に当っては, 本症の現況, とくに起炎菌の動向を知る必要があるが, それほど多い疾患ではないので, 個々の施設の発表から全貌をうかがえるかどうかは疑問である。 そこで, 今回われわれは, 全国主要病院小児科に協力を求めて, アンケート調査をおこない, 127施設の成績を集計することができたので, 報告する。

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© 公益財団法人 日本感染症医薬品協会
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