The Japanese Journal of Antibiotics
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産婦人科領域におけるCeftazidimeの基礎的・臨床的検討
二宮 敬宇吉本 淑子長谷川 幸生
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1984 年 37 巻 1 号 p. 14-17

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抄録

グラクソ社で開発された新しい注射用Cephalosporin剤であるCeftazidime (CAZ) は抗菌スペクトラムが広く, Pseudomonas aeruginosaにはCefsulodin (CFS) より優れた抗菌力を持つている。又, β-Lactamase産生株にも強い抗菌力を示す1)。本剤の基礎的・臨床的評価は第30回日本化学療法学会総会 (昭和57年, 東京) においてなされている。その後, 産婦人科領域における評価を目的として本剤の研究会 (代表高瀬善次郎) が組織された。著者らも本研究会にて, 本剤の基礎的・臨床的検討を加える機会を得たので報告する。

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