水産増殖
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天然および養殖チャイロマルハタの脂肪酸組成の比較
Joebert D. TOLEDO, Erlinda S. GANZON-NARET, 中川 平介
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2005 年 53 巻 2 号 p. 127-134

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抄録
天然捕獲魚と養殖魚を体重で3群に分け, 肝臓, 眼球, 筋肉, 脳, 腹腔内脂肪組織 (IPF) の脂質含量と脂肪酸組成を比較した。天然魚では筋肉脂質は成長と共に減少したが養殖魚では直線的に増加した。養殖魚のIPFの脂質含量は天然魚より多く認められた。脂質含量, 脂肪酸組成共に天然魚と養殖魚で成長によって異なる変化を示した。総じて若い時期の養殖魚の臓器には天然魚よりアラキドン酸 (AA) が少なかった。また, 養殖魚の肝臓のAAとDHAの比率は低く, AAは成長によっても変化しなかった。養殖魚の肝臓とIPFに含まれるDHAは成長と共に増加したが, 筋肉では減少した。若い養殖魚と天然魚の問で認められた脂肪酸組成の違いは成長と共に消失した。
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© 日本水産増殖学会
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