横浜国立大学
2018 年 57 巻 p. 136-154
(EndNote、Reference Manager、ProCite、RefWorksとの互換性あり)
(BibDesk、LaTeXとの互換性あり)
本稿では,「統計的分析手法」「教育評価」「試験・テスト」「心理尺度の作成」「その他の関連研究」の大きく5つの観点から,教育心理学研究における測定・評価・研究法に関する研究動向について概観した。近年の統計的分析手法の傾向として,確認的因子分析やマルチレベルモデルの利用が増加している一方で,実験刺激の変量効果の問題や欠測値の処理方法に関しては課題があることを指摘した。また,評価リテラシーを育成することの重要性について指摘するとともに,評価リテラシーの育成に関して展望を行った。
すでにアカウントをお持ちの場合 サインインはこちら