抄録
県内企業A社のいぶり大根漬にクロストリジア汚染があったことが保健所の抜き取り検査によって判明し、A社は、クロストリジア汚染への対策を求められていた。A社から相談を受け、クロストリジアと指摘された菌の詳しい同定を行ったところ、クロストリジアと指摘された菌は、毒素非生産の菌種であった。一方、クロストリジア汚染対策としては、クロストリジア汚染の原因となる土壌の持ち込みをなくすための消毒槽の設置、ゾーニングの変更による製品への土壌の接触防止など、HACCP手法を用いた工程改善を行った。その結果、製品のクロストリジアは陰性になった。