東北理学療法学
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ISSN-L : 2189-5686
研究論文
ストレッチングにおける理学療法士の技術特性について
-肩関節外旋制限モデルを用いて-
松坂 大毅鈴木 博人我妻 昂樹村上 賢一鈴木 誠藤澤 宏幸
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2021 年 33 巻 p. 32-40

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抄録

【目的】本研究では理学療法士のストレッチング技術について,運動指導未熟練者と比較することで,その技術特性を定量的に明らかにすることとした。

【方法と対象】対象者は,臨床経験年数を5年以上有する者10名を理学療法士群,運動指導経験のない者10名を対照群とした。測定課題は肩関節外旋方向へのスタティックストレッチングおよびバリスティックストレッチングとした。データ解析として,角度,速度,固定性,トルク値を算出した。

【結果】バリスティックストレッチングにおける角度,速度,固定性にて,理学療法士群が有意に低値を示した。

【結語】理学療法士はバリスティックストレッチングにおいて,適切に起始部を固定し,短い時間かつ小さい角度幅で実施する特徴が示された。

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© 2021 公益社団法人 日本理学療法士協会 東北ブロック協議会
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