美味技術学会誌
Online ISSN : 2186-7232
Print ISSN : 2186-7224
論文
離散要素法による清酒製造用精米モデルの開発
―粒子と研削ロールの摩擦係数設定値の検討―
橋本 悠希 坂口 栄一郎川上 昭太郎村松 良樹川上 晃司室井 佑介平田 悠達
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2020 年 19 巻 2 号 p. 83-89

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抄録
 酒造用精米メカニズムを解析できる精米モデルを開発するために,粒子と研削ロールの摩擦係数μrの設定値を検討した。精米モデルの開発には離散要素法に基づき,CADデータから試験用精米機をモデル化し,玄米の3次元スキャナーデータから玄米および精白率90,80,70%における精白米をモデル化した。実験および計算結果の粒子分布の重心間距離をΔdとし,その値によって精白率毎のμrの設定値を検討した。その結果,玄米と精白率90,80,70%の精白米において,μrをそれぞれ0.725,0.75,0.95,0.95に設定することで良好に粒子流動状態が再現できた。
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© 2020 美味技術学会
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