抄録
桐生大学栄養学科4年次必修科目である「管理栄養士総合演習Ⅱ」において,基礎科目で修得した知識を基に専門
実践科目の知識および技術を向上させるとともに,栄養教育能力,マネジメント能力およびコミュニケーション能
力を養い,総合的な応用力を向上させる授業を遠隔授業において実施した.全15回の授業を通じて,これまでの学
びを発展的に統合できる学習内容で授業を構成するとともに,グループワークを基本とした演習を組み入れること
で,多様な考えを受容しつつ,最適な方法を導き出す応用力を養える内容とした.このことにより,21世紀を担う
高度な管理栄養士に求められる知識と技術を統合し理論と実践を結びつける応用力,自ら課題を発見し多職種との
連携の下で問題解決を図る実践力が修得されたと考える.今後は,職業倫理や研究能力の向上も視野に入れた改善
を図りながら,地域社会に貢献できる管理栄養士の育成につながる科目として確立させていく必要がある.