抄録
インドネシア共和国フローレス鳥中央部lこは東西13-16 km,南北12km以上のパジャワ陥没地が位置する. 鮮新世~前期更新世にソレアイト系列の玄武岩~安山岩質複成火山体が形成され,その後火山体中央部において陥没が生じパシャワ陥没地が形成された. その陥没は,北-南,北西-南東,北東-南西方向の断層によって分割された基盤岩ブロックの沈降によって生じたと推定される. 陥没地はカルクアルカリ系列の安山岩質の火山活動により安山岩溶岩・火砕岩に埋積され引き続き断裂沿いに多数の火砕丘が形成された. その後,陥没地南西縁においてソレアイト系列の安山岩質成層火山(イネリエ火山)が成長した.