抄録
インドネシアのヌサテンガラ州フローレス鳥マタロコにおいて坑井操作によって生じる貯留層内の電位変化を検出する目的で,自然電位(SP)モニタリングを行った. 噴気試験の期間にわたり,坑井周辺の地表のSP分布をモニタリングした. 電位の基準点の問題を解決するため,全測点での電位の平均値を常にゼロと仮定した"相対"自然電位の概念を取り入れた. その結果,貯留層状態に応じた相対自然電位の変化がはっきりと観測された. このように,相対自然電位モニタリングは,貯留層範囲およびその水理学的状態を把握に利用することができる.