放送研究と調査
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デジタル化の中でのニュースの読まれ方(2)
国際比較調査『ロイター・デジタルニュースリポート』より
税所 玲子
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2022 年 72 巻 11 号 p. 52-65

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抄録
本稿は、2022年9月の『放送研究と調査」に掲載した「デジタル化の中でのニュースの読まれ方」の第2回目の報告である。前回同様に、イギリスのオックスフォード大学にあるロイタージャーナリズム研究所が、デジタル化の中、人々のニュースへの信頼や接触の仕方がどう変わっていっているのかを調べるために行っている国際比較調査『デジタルニュースリポート』を元に、日本の動向を中心に紹介する。本稿では、人々がどのようにデジタル媒体を使い分けているのか、オンラインでどのようにニュースを得ているのか、また、朝一番にニュースを得る方法などの調査結果を紹介している。さらに、取材者が、ソーシャルメディアを使って発信する機会が増える中で、取材者が自らの“意見”を述べても良いのか、など、ジャーナリズムの規範についての質問も含んでいる。その結果、日本は、Yahoo!など海外で「ニュースリーダー」と呼ばれるプラットフォームの利用の比重が大いという特徴があった。また、、若者層を中心にスマートフォンの利用が加速しているものの、朝一番でニュースを得る方法として「テレビ」を挙げる人が調査対象の16か国の中で最も高く、高齢者層が多いことを反映していると思われる結果となった。さらに、取材者の“意見”への許容度合が比較的高く、西欧各国とは対照的な結果となっている。
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© 2022 NHK放送文化研究所
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