抄録
2025年6月に実施した「乳幼児視聴率調査」の結果から、乳幼児のテレビ視聴と録画番組・DVD、インターネット動画などの利用状況を報告する。調査は、関東1都6県在住の未就学児の保護者を対象としたWEBモニターアンケートで、0~6歳の子どもにどのような番組やコンテンツを見せているか、メディアの利用状況や意識を把握することを目的とした。
週間接触者率はテレビ総計76%、録画・DVD44%、ネット動画66%で、年齢別では0歳でも7割がテレビに、約半数がネット動画に接触していた。週平均1日あたりの視聴時間はテレビ総計55分、録画・DVD13分、ネット動画36分で、ネット動画は年齢とともに視聴時間が伸びていた。テレビ番組はどの年齢でもEテレの番組がよく見られ、ネット動画は低年齢児では知育関連が中心だが、年齢が上がるとゲーム実況やYouTuberなどの動画がよく見られていた。保護者はテレビ、ネット動画とも視力低下や依存性を懸念しており、とりわけネット動画では依存性や望ましくない内容への接触を心配する声が多かった。