分析化学
Print ISSN : 0525-1931
技術論文
マイクロダイアフラムポンプを用いる海水中マンガンの現場フロースルー式分析法の微少量分析化及び省電力化
岡村 慶, 畑中 弘, 宗林 由樹
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2004 年 53 巻 4 号 p. 331-337

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抄録
ルミノール-過酸化水素系の化学発光法を用いた海底で作動する現場型マンガン分析装置に関して,観測時間を延長する方策として試薬消費量及び消費電力の少量化を図った.試薬の送液にはマイクロダイアフラムポンプを自作した.試薬消費量を少なくするために,すべての配管を従来の1 mmから0.5 mmへと小さく設定し,送液速度を再検討した.その結果,1/4の試薬消費量で従来の装置とほぼ同等の応答速度を確保することに成功した.送液速度が遅くなったため,電力消費量も少なくすることに成功した.単一アルカリ乾電池を用いたとき陸上では198時間,海底では推定110時間程度の連続稼動が可能となった.
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© The Japan Society for Analytical Chemistry 2004
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