著者所属:高輝度光科学研究センター
2005 年 60 巻 1 号 p. 44-48
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心臓はタンパク質分子が規則的に集合して出来上がった臓器である.このため心臓にX線ビームを照射して得られる回折像は,心筋線維の走行に関する解剖学的な知見に基づいて,収縮タンパク分子からの回折として解釈が可能である.これを利用して,生きた動物の心臓からX線回折像を記録し,心臓における収縮タンパク分子の活動状態を調べる研究が始まっている.
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