抄録
落花生「千葉半立」における,農業・食品産業技術総合研究機構等が共同開発した落花生収穫機利用体系に適する株間及び株立ち本数を明らかにするため,2014~2016年に栽培試験を行い,生育,収量及び機械収穫による株反転率等を調査した.
慣行の株間30㎝以上に疎植しても株の生育は,慣行と大きな差はなく,最長分枝長や1m²株当たりの総分枝数は同程度であった.収量は株間35cmで最大となり,40cm以上にすると減収した.一方,株反転率は40cm及び45cmで概ね60%以上と高かった.株立ち本数の1本及び2本では,これらの数値の差は小さかった.以上の結果から,この収穫機に適した栽植様式は株間40~45cmで,株立ち本数は1本及び2本のどちらでもよいと判断した.