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コハク酸脱水素酵素によるTTCの還元に対しての助酵素の必要性
杉村 隆小野 哲生
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1956 年 47 巻 1 号 p. 79-86

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抄録

癌組織ではTTCの還元でコハク酸脱水素酵素を測定すると, 正常に比して非常に値が低くでることから出発し, 鳩胸筋から調製したコハク酸酸化酵素を用いることにより, コハク酸脱水素酵素とTTCの間に介在する未知の助酵素を確認した。これはDPN等既知のものでもなく, また Martin 等によって結核症のモルモット腎でコハク酸脱水素酵素とTTCの間に介在するとのべられた Desaminocoenzyme Aとも異なるものである。

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