主催: 一般社団法人環境情報科学センター
p. 277-282
本研究は、歴史的都市の鎌倉を研究の対象に、3D画像の可視化モデルを作成し地域住民における景観認知について研究を行う。3D可視化モデルを作成し、可視・不可視領域を明らかにし、物理的環境変化に対する住民の認知である「変化した場所」と鎌倉の景観としての共有意識である「鎌倉らしい景観」について特性を把握する。そして、「変化した場所」と「鎌倉らしい景観」の互いの関係性について認知領域と構成要素から考察を行う。さらに、空間特性と景観認知の関係性を考察することで地域空間における景観認知のモデル化を行う。