環境情報科学論文集
Vol.31(第31回環境情報科学学術研究論文発表会)
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研究論文
木材利用の促進が都市と森林の炭素固定に与える影響
地理情報を用いた東海三県でのケーススタディ
小野 聡奥岡 桂次郎谷川 寛樹
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p. 13-18

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抄録

木材は循環利用が可能で低炭素社会を実現する上で重要である。本研究では木材利用を促進した時の,都市と森林全体での炭素固定量を推計した。また,地理情報を用いて都市部と森林部での木材輸送を最適化する手法の確立をおこなった。木材利用の促進に関して滅失非木造住宅の木造住宅への置換シナリオや耐用年数増加シナリオの組み合わせによる計6 つのシナリオを設定した。耐用年数2 倍,滅失した非木造住宅の3%を木造住宅に置換するシナリオの際,都市と森林の合計で1 億5974 万t-C となり最も高い値となった。空間解析では都市部と森林部での需給ギャップと需給地点間の空間分布を可視化した。

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© 2017 (一社)環境情報科学センター
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