環境情報科学論文集
Vol.32(第32回環境情報科学学術研究論文発表会)
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研究論文
生活環境圏のCO2 濃度データを利用した環境教育プログラムの開発とその教育効果
-探究的な学習活動としての有効性に着目して
髙木 祥太伊藤 雅一岡村 聖
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p. 149-154

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抄録
本研究の目的は,高等学校における探究的な学習活動に焦点をあて,生活環境圏のCO2 濃度データを利用した環境教育プログラムの開発を行い,その有効性を明らかにすることである。このため,生活環境圏におけるCO2 濃度の基本的動態や学校周辺におけるCO2 濃度の測定方法等を記した学習指導計画を作成した。これを基に,日本・台湾5 校の高等学校を対象に環境教育を実施し,その教育効果をアンケート調査から検証した。その結果,多くの生徒が学習内容に関心を示すなど,探究的な学習を継続して行いたいという学習ニーズを明らかにすることができた。
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© 2018 (社)環境情報科学センター
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