環境情報科学論文集
Vol.35(2021年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
小学4年生を対象とした自然体験型環境学習における環境配慮行動の規定因に関する研究
冨田 俊幸
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p. 191-196

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抄録

本研究では,自然体験型環境学習である霞ヶ浦湖上体験スクールの参加者を対象に環境配慮行動の規定因を多母集団同時分析で調査分析したところ,配置不変性が確認でき,学習前,学習直後,学習1 ヶ月後の集団間に回答傾向に差がないことが明らかになった。すなわち,環境配慮行動の規定因は,環境学習によって変わらないと考えられる。従って,環境学習を実施していない環境配慮行動の規定因の先行研究が,環境学習の内容構成の参考となることを示唆している。環境配慮行動には,環境保全の態度,親近感,価値認知,社会規範評価の影響があった。特に学習直後では,環境保全の態度から環境配慮行動への影響が強く認められた。環境配慮行動を高めるためには,環境保全の態度から環境配慮行動へ影響を高めることが示唆された。

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© 2021 (社)環境情報科学センター
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