主催: 一般社団法人環境情報科学センター
会議名: 2023年度 環境情報科学研究発表大会
回次: 37
開催地: 日本大学会館
開催日: 2023/12/18
p. 110-115
本研究は全天球画像データが普及してきている昨今において,その二次元表象の可能性を探る萌芽的研究である。本研究では,撮影した全天球画像データを平面展開して得た画角の異なる写真を対象に,空間認知のしやすさと注目される要素の差異を調査し,異なる画角の写真ごとの空間的印象と注視要素の特徴を明らかにする。その結果,パノラマ図では水平方向の連続性が把握されやすく,円形図では空が把握されやすいことを確認する。また,写真ごとの空間的印象と注視要素の特徴の差異に着目して意図的に表現方法を選択することで,無意識的に捨象していた空間の要素を再認識できる可能性を提示する。