環境情報科学論文集
Vol.39(2025年度 環境情報科学研究発表大会)
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研究論文
土壌溶出量基準超過土壌における土質や有機汚染物質の違いによる相分配の違いの考察
*山関 一聖*鄭 桐偉*李 京*小林 剛
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p. 208-213

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抄録
土壌汚染対策法では,揮発性有機化合物13物質の土壌溶出量基準が設定されている。溶出量基準は,同じ基準超過状況でも,地下水汚染や浄化のしやすさが土壌や物質によって大きく異なると想定される。本研究では,基準を2倍超過した汚染土壌中での各汚染物質の相分配の状況を推算し,土壌の特性値や汚染物質の物性値から,地下水汚染ポテンシャルや浄化のしやすさについて考察しするとともに,基準の意味について考察することとした。同じ基準超過状況でも,吸着性の高い土壌では地下水汚染ポテンシャルは約2倍大きいことや,吸着性の低い土壌中でクロロエチレン等は90%以上が移動しやすい間隙気相や細孔外水相に分配すること等の知見を得た。
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