抄録
地球温暖化・都市温暖化による暑熱ストレスの低減として,サマータイム制度の導入がどの程度の効果をもたらすか検証を行った。AMeDASの観測データを用いて,気象庁が公開しているMSMのバイアス補正・空間内挿を行い,各地点のWBGTを算出した。サマータイムシナリオとして4つのシナリオを考え,各シナリオ,各活動時間における,平均WBGTと最大WBGTを算出することで,日本全域での暑熱ストレス低減効果について考察を行った。その結果,サマータイムは暑熱ストレスを平均的に低減させ,特に適切な暑熱回避を行うことでさらに暑熱ストレスを低減させることがわかった。