抄録
緑化機能を有するプレキャストコンクリート製品「大型中空ブロック」を用いたもたれ式擁壁工(Case 1)について、施工後13年経過した施工現場における緑化樹木の調査結果を踏まえ、緑化によるCO2吸収・固定を考慮したLCCO2評価ケースステディを試みた。また、現場打ちコンクリートを用いたもたれ式擁壁工(Case 2)との比較も同時に行った。その結果、大型中空ブロックを用いたケースは、現場打ちコンクリートを用いたケースに比べてCO2排出量を33%低減できることが分かった。また、緑化による樹木のCO2吸収・固定量は排出量全体の2.3%となった。