セメント・コンクリート論文集
Online ISSN : 2187-3313
Print ISSN : 0916-3182
ISSN-L : 0916-3182
セメント硬化体・モルタルの物性
セメント硬化体の若材齢体積変化と線膨張係数の経時変化
丸山 一平寺本 篤史
著者情報
ジャーナル フリー

2009 年 63 巻 1 号 p. 77-84

詳細
抄録
粉体に普通ポルトランドセメント、普通ポルトランドセメントに高炉スラグ微粉末を30%および45%置換したものを用いセメント硬化体の若材齢の全ひずみと線膨張係数の経時変化について材齢7日まで計測を行い、温度ひずみと自己収縮の成分分離を行った。その結果、普通ポルトランドセメントを用いた場合と比較した場合に、高炉スラグ微粉末を用いたセメント硬化体の線膨張係数の大小関係は、水結合材比によって異なる関係を示した。さらに、水和熱による若材齢の温度上昇を経た場合の体積変化については、線膨張係数の経時変化によってもたらされる温度ひずみ成分が、自己収縮と比べて同程度かそれ以上に存在することが明らかとなった。
著者関連情報
© 一般社団法人セメント協会
前の記事 次の記事
feedback
Top