セメント・コンクリート論文集
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セメント化学
練混ぜ水の酸化還元電位がセメントから溶出する六価クロムに及ぼす影響
兵頭 正浩緒方 英彦佐藤 周之野中 資博
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2013 年 67 巻 1 号 p. 25-30

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抄録
セメントに含まれる六価クロムの溶出量が環境基準値を超える可能性があるが、現状ではこのような事例は少ないことから抜本的な対策は講じられていない。そこで本研究では、簡易な予防保全的対策として酸化還元電位を調整した水を練混ぜ水として用いることにより、六価クロムを三価クロムへ還元することが可能か検討した。その結果、普通ポルトランドセメントおよび高炉セメントに含まれていた六価クロムは三価クロムに還元され、練混ぜ水の酸化還元電位低下に伴い六価クロムの溶出量が減少することを確認した。また、酸化還元電位を調整した練混ぜ水を使用してもセメントの安定性、強度特性に影響を及ぼすことは確認されなかった。
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© 一般社団法人セメント協会
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