副産・廃棄物活用の最適化を目的に、代替原燃料に含まれる少量成分がクリンカー鉱物やセメント水和に与える影響を評価した。その結果、6種の少量成分は、クリンカー鉱物に与える影響を基に以下の3グループに分類された。(1)MgOやNiOは、f.MgOやf.MgOに似た結晶を形成した。(2)CuOやZnOは、多量添加で遅延剤となる酸化物を形成した。(3)TiO2やP2O5は、C3S量を低下させた。著者らは、セメントの初期水和や強さへの悪影響を無視できる少量成分の限界値を、MgOは2.00%、NiOは1.95%、CuOは0.48%、ZnOは0.97%、TiO2は0.50%まで、P2O5は0.91%までとした。