本研究では、RC構造計算規準の部材設計における複筋比γの規定に基づいて、γ=0(単筋梁)およびγ≧0.4(複筋梁)における超軽量コンクリートRC梁の終局曲げ性状について実験的検討を行い、複筋比が終局曲げ強度および靱性に及ぼす影響について考察した。その結果として、γ=2/3とγ=0との比較で、後者の方がひび割れ発生後の剛性低下や引張鉄筋降伏荷重が若干減少するとともに、終局時の変形能力は顕著に低下することが実験的に確認された。また、平面保持を仮定した断面解析結果との比較で、γ=0の場合にはコンクリートの圧縮縁のひずみがほぼ圧縮強度時のひずみに達した時点で終局曲げ耐力に達することが解析的に確認された。