セメント・コンクリート論文集
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セメント系固化材
画像色分析による土壌中のアロフェン量の推定法に関する研究
吉田 宗久北村 敏也作原 陽一松波 宏
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2019 年 73 巻 1 号 p. 407-412

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抄録

火山灰質粗粒土をセメント系固化材で地盤改良するとCr(Ⅵ)の溶出量が土壌環境基準を超過する場合がある。これは対象土に非結晶質の準粘土鉱物であるアロフェンが含有していることが原因であり、アロフェン量に応じた最適な固化材の種類の選定が必要である。そこで、アロフェン含有量を現場で迅速に推定することができる測定方法を開発した。アロフェン含有量を調整した模擬土でアロフェンテストを実施し、発色状況の画像データを色分析して得られたRGB値から、アロフェン含有量を推定できることを確認した。さらにスコリアや黒ボク土等の現地土を用いて検証し、アロフェン含有量の簡易測定法としての可能性を確認した。

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© 一般社団法人セメント協会
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