リニアトラバース法の記録から気泡の表面密度を求め、これから気泡による保護領域の体積を推定した。また、保護領域によってセメントペーストが保護される割合を被覆率と定義した。空気量の増大にともない被覆率は増大し、従来の一般的な暴露状態に対する気泡間隔係数として許容される最大距離を保護領域厚さと仮定すると、適切に空気が連行された配合では被覆率は80%以上であった。また、気泡分布を点過程とみなして周囲のセメントペースト領域をモザイク状に分割し、その個々の多角形小領域の面積のヒストグラムから求めた保護領域の被覆率は、表面密度から求めた被覆率と同程度の値を示した。