高知大学理工学部
九州大学大学院理学府
2024 年 76 巻 3 号 p. 23-34
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粉粒体層を水平短縮させて変形させる「粉粒体ウェッジ実験」は,断層と褶曲を観察するのに有効である.本研究では,多様な地層変形を短時間で作成できる教材を目指して実験装置と手順を作った.小学生を対象とした実践では,作った装置と手順により粉粒体ごとに多様な地層変形が高い再現性でできることを確認できた.今後,装置の改良や粉粒体の強度特性データを増やすことで,より充実した実験も可能になると期待される.
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