抄録
接触型電極を用いたインピーダンス測定による牛パティの脂肪含量の推定について検討を行った.ウシの半膜様筋および皮下脂肪を用いてパティを調製し,接触型電極を装着したLCRメータを用いてインピーダンスを測定した.またパティの粗脂肪含量をソックスレー法により測定した.牛パティの粗脂肪含量とインピーダンスとの関係を単回帰分析により解析した結果,粗脂肪含量とインピーダンスとの間には正の高い相関が得られた.この結果から,牛パティの粗脂肪含量とインピーダンスとの関係を示す回帰式を用いてインピーダンスから牛パティの粗脂肪含量が推定可能であることが示された.この回帰式を用いてインピーダンスからパティだけではなくステーキの粗脂肪含量も推定可能であった.