名古屋大学 大学院工学研究科
2024 年 49 巻 1 号 p. 23-27
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水中でシリカナノ粒子と両親媒性高分子を混合し、適切な条件で静置すると、無機ナノ粒子がリング状に自己集合する珍しい現象がある。本稿では、リング状自己集合体が形成する過程について、走査型電子顕微鏡を用いたex situ観察、および小角X線散乱/中性子散乱によるin situ観察の両方からアプローチし、自己集合体形成のメカニズムに迫った研究について解説する。
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