主催: 日本認知心理学会
聖心女子大学
愛知県立芸術大学
名古屋大学
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本研究では車の目撃記憶と背景情報の記憶について検討した。すなわち、女性学生100名を参加者として、10枚の車の写真を2つの背景情報(青色か緑色の背景)のいずれかと一緒に提示した後で、車そのものの再認記憶と、その背景情報の記憶(すなわちソース記憶)について判断を求めた。その結果、従来のソース記憶の研究と同様に、車そのものの記憶は優れるものの、ソース記憶の成績の低いことが明らかとなった。これらの結果は、車の目撃記憶においても、いわゆる無意識的転移の起こる危険性のあることを示唆していると思われる。
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